経営理念
質の良い福祉を届けるために、
クライアントにとって
価値あることを行う
福祉に寄り添う会計事務所。
2003年に障害福祉事業を行っていた社会福祉法人の職員として新人研修を受けた際、当時の理事長に「一人でも多くの障害者に仕事を与えるためにあなたを採用しました。今までの努力を活かしてください。」と言われた時、自分が何を目的に仕事をすべきかが分かり、はっとしたことを覚えています。
その日以来今日まで、一人でも多くの利用者に質の良い福祉を届けるために会計税務の面で尽力するということを意識してきました。
学歴・資格
学歴 | 1993年3月 明治大学卒業 2022年3月 産業能率大学大学院修了(経営管理修士) |
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資格 | 税理士(東京税理士会) 社会福祉法人経営実務マイスター(一般財団法人総合福祉研究会) |
所属団体 | 特定非営利活動法人NPO会計税務専門家ネットワーク 社会福祉会計税務研究会 一般社団法人 福祉経営管理実践研究会 |
職歴
社会福祉法人の専業年数22年
社会福祉法人の関与実績法人数20法人(アドバイザリー業務を含む)
社会福祉法人は、何も知らない若かった私に自信と希望を与えてくれました。
もし困っている社会福祉法人がいたら、今度は私の番です。
- 2003年9月~ 社会福祉法人 東京コロニー入職
- 2019年3月 社会福祉法人 東京コロニー退職(事務局経理課長)
- 2019年4月~ 社会福祉法人 東京児童協会入職
- 2023年4月 社会福祉法人 東京児童協会退職(事務局経理財務部長)
- 2023年4月~ 立花淳一税理士事務所(所長)
- 2023年8月~ 辻・本郷税理士法人 社会福祉法人部(シニアコンサルタント)
社会福祉業界の歴史と実績
- 措置制度から支援費制度への大改革
- 平成12年の社会福祉法人会計制定
平成15年社会福祉法人入職
社会福祉法人の戦後最大の制度改正直前の混乱期に入職
制度改正の混乱の後始末に翻弄されました。 - 平成18年の就労支援会計基準
就労支援会計制定を受け、特定社会福祉法人で、以前から法人内に複数併用していた会計ソフトを変更し一本化し制度改正を指揮しました。
- 平成23年の新社会福祉法人会計基準
新社会福祉法人会計基準の制定を受け、同じ特定社会福祉法人で、会計ソフトをクラウド版に移行し制度改正を指揮しました。
- 平成30年
転職により別の特定社会福祉法人で、平成28年改正の移行と内部統制で混乱していた特定社会福祉法人の整備しました。
- 令和2年社会福祉連携推進法人制度の制定
- 令和6年
転職により更に別の特定社会福祉法人で、会計ソフトを変更し、基幹業務の業務委託先の全面移行の指揮をしています。
質の良い福祉を届けるために、
必要なサービスを
必要な時に必要なだけ
「痒い所に手が届く会計事務所」
を目指して。
ニッチで難易度が高いと言われる社会福祉法人の会計や税務に限った私の経験上のお話になりますが、私が社会福祉法人の職員の立場にあったとき、会計事務所が誰にでもできそうな定型的な業務しか引き受けてくれないことや、税理士以外のスタッフが税理士業務のほとんどを行っていること、或いは、スタッフのスキルや業務の品質の違いが報酬に反映していないことに疑問を感じていました。
その後逆の立場となり、税理士として会計事務所のスタッフになったとき、会計事務所は、たくさんのクライアントを抱え、スタッフの退職や異動による引継ぎを前提としており、特定の人しかできない難易度の高い業務や、スキルの違いを報酬に反映した業務は、受注が難しいことが分かりました。
理由は、たくさんのクライアントを複数のスタッフで業務を遂行し、年間を通じて業務と雇用を安定的に維持ながらコストの上昇に対処することが必要だからです。
しかし、実際の現場のニーズは定型業務以外のクライアントでは難しい業務が望まれていたり、合理化により報酬の削減が望まれている実態があり、需要と供給には埋まらない溝があることも分かりました。
そこで、難しい業務や必要なニーズに柔軟に対応できる会計事務所を開業しようと考えました。